冬は外でカップラーメンを食べよう

レビュー

大雪が降った年、庭に作ったかまくらの中で食べたカップラーメンの味が忘れられない・・・
子供のころの印象深い思い出です。

家に閉じこもりがちになる冬の時期に、子供たちにちょっとした楽しみを与えたいと思い公園まで出かけてみました。

外でお湯を調達する方法

水筒・保温ポット

保温性の高いポットにお湯を入れて公園までもっていきました。
ポットの内側が冷えていると、お湯の温度が下がってしまうので初めに沸騰したお湯を入れてポットそのものを温めます。
更に保温性を高めるため、ポット全体をタオルケットで包んで運びました。
我が家のポットはこちらです。

その日は気温が0度、風もあって外で食べるのはなかなか過酷な天気だったのですが、風を遮る休憩スペースに避難して調理開始。
万全に用意してきたつもりでも、ポットの中のお湯は少し冷めてしまい80度に届かないくらい。
お湯がぬるかったためか、3分だとまだ麺が固いです。(子供は美味しいと言って食べていましたが)
1分余計に待つのも良いですが、どうせならアツアツの状態で食べたいのでポットでの給湯は一回限りでおしまいにしました。
準備に時間と手間をかけたわりに残念な結果に。

コンビニ

コンビニでカップラーメンを買って、そのままお湯を入れればいいので一番手間もかからずタダでお湯が手に入ります。
加薬やスープの素などの細かいゴミも捨てられるので、持ち帰るゴミも最小限。
ついでにコーヒーや肉まんなども買えば公園でちょっとしたピクニック気分です。

デメリットは、カップラーメンにお湯を入れた状態での移動が難しいこと。
食べる場所(公園など)がそばにあればいいですが、徒歩や車で移動するとなるとお湯がこぼれて危険です。
子供連れだったり他にも荷物があると大変なので、限定的な方法になります。
コンビニのイートインコーナーや駐車場の車の中で食べるならありかも。味気ないけど。

電気ケトル

電源が確保できればこれも手軽にお湯を調達できる方法です。
水はペットボトルなどで用意しましょう。
ただコンビニなどはもちろん、公共の施設で勝手に電源を使うのはどうなのかといった問題もあるので、電源使用OKの所か必ず確認してから使うか、自分の車から電源を取るか、といった限定的な方法になります。
便利なようで意外と不便かも。

バーナー

どこでもアツアツのお湯を沸かせるうえ、外で調理をしているという雰囲気も味わえるので、これが一番のオススメです。
キャンプもそうですが、こういった非日常の雰囲気を子供たちは喜ぶんですよね。
キャンプならば焚火でお湯を沸かすのも良いですが、準備から後片付けまで結構な手間がかかるので、手軽に済ますのであればシングルバーナーでお湯を沸かすのがおすすめです。

私が使っているのはこちら。

ガスコンロとやかんでもいいのですが、持ち運びが大変になるのと、ガスコンロは寒い屋外だと風などで火が安定しないので、お湯を沸かすだけならアウトドア用のワンバーナーがあると便利です。

私が持っている上記の登山用軽量バーナーや、
短時間でお湯を沸かすのに特化したバーナーもありますが↓


これから道具を買う方でそれほどハイスペックなものは必要ない場合は


↑↑こちらの商品がいいでしょう。信頼性もあり機能も十分。価格も控えめです。

本格的に屋外で煮炊きしたくなったら

こちらがコンパクトでいいですね。
風にも強く、家庭用のガスボンベが使えます。
キャンプの際もガスコンロがあると火力の調節が簡単なので料理好きな方は重宝するでしょう。
もちろんおうちでの鍋など屋内での普段使いもできるので一つあると便利。

メーカーは何でもいいんですが、こういったバーナーがあると災害時などの給湯や煮炊きができるので、防災への備えとしてもおすすめです。
持ち運ぶことを考えると大きな家庭用のガスコンロよりはコンパクトなワンバーナーがいいでしょう。

雪の中で食べるというロケーションが最高なのですが、これを使った日は気持ちの良い晴天で雪もありませんでした。晴れた屋外もやっぱりいいですね。

バーナーとガス缶のメーカーが合っていませんが自己責任という事で・・・
少し残っていたガスを使い切りたかった・・

ホットサンドクッカーをフライパン代わりにウィンナーをゆでています。
カップラーメンができる3分を待つ間に食べました。

カップラーメンと一緒に食べようとおにぎりも持って行ったのですが、冷えたおにぎりはボソボソしてとてもじゃないけど食べられませんでした。
捨てるのももったいないので、カップラーメンの残り汁に入れて再加熱・・・おじやにしたら最高のごちそうに。
こんな時は再加熱できるバーナーがあると便利です。

ちなみに使用場所の気温が氷点下になる場合は、気化しやすい寒冷地用のガスを使う必要があります。

これがあればスキー場の駐車場でカップラーメンや暖かいスープを飲むなんてのもできますね。
私ももしもの時のために一つ持っていますが、気温が1ケタ台であれば通常のガスでなんとかイケます。

気温が10度以上であればカセットボンベを使用するコンロが使えるので、私は暖かい日は燃料節約もあってカセットボンベ使用のタフまるジュニアを使っています。

おすすめごはん

カップラーメンの他にも、バーナーがあればお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、パスタをゆでるなど、ちょっとした料理が作れます。

私が持っている直火&IH両方で使えるホットサンドメーカーは普段使いもでき、フライパンとしても使えるので重宝しています。


これがあればホットサンドはもちろん、目玉焼きやハムを焼いたりもできるので、ピクニックにちょうどいいです。
ウィンナーは油をひいて焼くより、少量のお湯で転がしながらゆでると後片付けが簡単ですよ。

ゴミは必ず持ち帰ろう

外でご飯を食べるときに気を付けて欲しいのが、ごみは必ず持ち帰るという事です。
カップラーメンを作る際の細かいゴミが風で飛ばされたりしないように注意しましょう。
また、カップラーメンの残り汁やコーヒーなどの飲み残しは水を入れていたペットボトルなどに入れて持ち帰るとこぼれず便利です。