我が家はログハウスです。
パイン材を使っているので、ところどころにヤニが出ます。
ネットで調べてアルコールや酢で掃除してみたりもしたのですが、ほとんど効果はありませんでした。
工務店の社長さん曰く、「スクレーパーで削り取ってもいいけど、あまり気にしない方がいいよ、キリが無いから」と言っていました。
工務店の社長さんは、外壁周りはアレコレ手をかけないほうがいいという考えのようです。外壁の汚れもヘタにモップをかけたりすると余計に汚れが目立つし、高圧洗浄機をかけると窓やノッチから水が入ってくる可能性もあるから、、、とのこと。
二階の外壁など手の届かないところの松ヤニも気にしだすと精神衛生上良くないので、根こそぎきれいにするつもりはありません。一度きれいにしてもまた出てきますから。
言いつけを守り、我が家の外壁の掃除はホースをシャワーにしておおまかな汚れを水で流す程度です。
松ヤニも年数がたつと落ち着いてきますし、乾燥して固くなり粘着きもなくなってきますから、そうなってから気になるところだけはがすのがいいのかもしれません。
そんな感じでで、松ヤニは私自身あまり気にもしていなかったのですが、バイク用に買ったパーツクリーナーに強力な脱脂効果があるので、松ヤニも落ちるかも?と思い試してみました。
結論 効果あり!
左がビフォー、右がアフターです。
キッチンペーパーにパーツクリーナーを吹きかけ、ゴシゴシとふき取りました。
画像だとスッキリきれいにはなっていないように見えますが、ヤニ部分は除去できています。
ただ、ヤニは外壁の塗装を押しのけて出てきているので、除去したあとは塗装が薄くなってしまいましたね。後で余った塗料で上塗りしようと思いますが、工務店の社長さんの言う通り、果て無い戦いになりそうなので、すべてをきれいにするつもりはありません。目立つ箇所でちょっとした実験をしたというところです。
我が家は室内にはヤニが出ておらず、外壁だけにヤニが出ています。気温の差があったり日光が当たったりするからでしょうか。とはいえ、しばらく経てばヤニも落ち着くでしょうから、あまり気にしないのがいいのでしょう。
ちなみに新しく柔らかいヤニはパーツクリーナーですぐ取れましたが、古く固くなったものはなかなか落ちませんでした。そんな時はパーツクリーナーを染み込ませたキッチンペーパーなどを当ててサランラップで湿布しておくと取れやすくなります。
スクレーパーやたわしなどを使うと塗装や下地を傷つけてしまうので、ヤニの除去にはパーツクリーナーを使うのがいいですね。
樹種によって松ヤニの量にも差がありますから、ヤニの量が多くて気になる方は試してみてください。
パーツクリーナーは数百円でホームセンターなどに売っています。