テレビのリモコンが壊れたと思ったらまさかの・・・

家のこと

テレビのリモコンが効かなくなりました。

全く反応しないというわけではなく、5回ほど連打しているとたまに反応する、といった具合です。

考えられる対処方法を全て試してみましたが結果は変わらず、新しいリモコンを買い足すべきか、テレビ本体を買い換えるべきかを半日悩んでいましたが、まさかの原因が隠れていました。

我が家のテレビ

我が家のテレビはハイセンスの50U7Fです。


テレビそのものにはとても満足していて、特に不満のない製品です。

写りにも満足していますし、外付けハードディスクドライブがあれば録画簡単。YouTubeやAbemaTVも見ることができ、10年以上使ったシャープのテレビと比べると時代の進化を感じさせます。

ただ、買って1年ほどで初めてこういったトラブルが起きたので、「やはり海外製品は壊れやすいものなのか・・・」と少し疑ってしまったことも事実です。

リモコンに不具合があった時の対処

リモコンが調子悪く直前にしていたことといえば、テレビ周りの掃除です。

テレビ台を移動させて掃除機をかけたり、固く絞った濡れ雑巾でテレビ本体リモコンなど拭き取りました。

雑巾の湿気がテレビ本体リモコンに入り込んで不具合を起こしたのかもしれないとも思いましたが、こういった掃除は今回が初めてではありません。

とりあえず、思いつく限りの対処方法を試してみました。

電池の確認

まずは基本、電池残量がなくなっていないかの確認です。

単4電池を2本使用。

一応、電池チェッカーで残業調べますが十分です。

リモコン自体の故障

電池はしっかりしているので、リモコンそのものが故障した可能性を疑いました。

チェック方法として、スマホのカメラで赤外線の発射部分をうつしてみます

スマホのカメラを起動させて、リモコンのボタンを押しながら赤く光るかを確認。

ボタンを押すたびにチカチカと明るく光るのがスマホのカメラ越しに確認できます。

ということはリモコンそのものは正常に作動しているということ。

新たにリモコンを買わなくてもよさそうです。

テレビ本体の問題なのか・・・?

テレビ受光部の清掃

掃除した際にテレビのリモコン受光部にほこりがついてしまった可能性も考え、もう一度乾いた雑巾で乾拭きします。

変わりなし・・・

もしテレビの受光部そのものが故障しているのであればお手上げです。

個人で出来ることは無いので、修理か買い替えになるでしょう。

テレビの初期化

機械の調子が悪い時に意外と効果的なのは、電源を入れ直すことです。

パソコン、スマホ、ルーター、レコーダーなど、ちょっとした不具合が起きた時は電源を入れ直すことで乗り切れたことが多々あります。

コンセントを抜き、1分待って差し直す・・・変わりなし。

テレビの説明書を見ると、電源ボタン長押しでテレビの初期化ができると書いてあるのでそれも試してみます。

テレビ本体裏の電源ボタンを4秒長押し・・・その後電源オン。

「テレビが初期化されました」と画面に表示されるが、リモコンの反応に変わりなし。

いよいよ打つ手が無くなってきました・・・

リモコンが効かないのは照明器具のせい⁈

テレビの事は気になりましたが、用事があったのでいったん外出。

帰って来たのは暗くなってからでした。

時間を置いてリモコンの反応が直ったかな、と淡い期待を抱いてテレビをつけてみますが、やはり変わらず反応は悪いままです。

半ばあきらめながらリモコンをポチポチいじっていると、テレビとは違う場所からピッ・ピッと電子音がします。

リモコンを連打しながら周囲を見回してみると、天井の証明から音が鳴っています。

まさか・・・!?

照明のリモコンを確認してみると、「エコナビ」モードになっていました。

エコナビとは、証明が周囲の明るさを感知して丁度良い照度にしてくれるという機能です。

テレビのリモコンを押してみると、天井の照明も反応してモードを切り替えています。

どうやら、照明のエコナビの明るさ感知のしくみとテレビのリモコンの赤外線が干渉していたようです。

照明のリモコンでエコナビモードをオフにし、念のため照明のリモコンの電池を抜きました。

すると、ようやくテレビのリモコンの復活!!

気持ちよく反応してくれます。

テレビやリモコンを買わなくてもよくなったー!!よかった!

その後、照明のリモコンに電池を入れても干渉することはなくなり、問題なく使えています。

多分、テレビ周りを掃除した時にテレビ台の中に入っている照明のリモコンに触ってしまったのかもしれません。

普段使わないボタンが押されてしまったのか、それともエコナビモードが干渉してしまったのか、細かいところまでは分かりませんが、照明とテレビのリモコンが影響し合うとは思いもよりませんでした。

照明を使う暗い時間帯に帰ってきたことで解決したのも偶然と言えます。

もし似たようなトラブルが起きた人がいれば、同時に使っている周りの電化製品を疑ってみるのもいいかもしれませんね。